Appleのワイヤレスイヤホン「AirPods 5」には、通常モデルとワイヤレス充電ケース付きモデルの2種類があります。
どちらも見た目や基本的な機能は共通していますが、充電方法やバッテリーの持ち、音量の調節方法などに違いがあります。
「4,000円高いモデルを選ぶメリットはある?」
「ワイヤレス充電って便利なの?」
「音質にも違いがあるのかな?」
など、購入前に気になることもありますよね。
実は、2つのモデルはイヤホン本体の基本性能がほぼ同じで、主な違いは充電ケースの機能にあります。
この記事では、AirPods 5の2モデルを比較しながら、それぞれどんな人におすすめなのかをわかりやすく紹介します。
AirPods 5の2モデルの違いを比較表でチェック
まずは、2モデルの違いを一覧で見てみましょう。
| 比較項目 | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付き |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 23,800円 | 27,800円 |
| 価格差 | - | +4,000円 |
| イヤホン重量 | 各4.3g | 各4.3g |
| 充電ケース重量 | 32.3g | 34.7g |
| USB-C充電 | 対応 | 対応 |
| Qiワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 |
| Apple Watch充電器 | 非対応 | 対応 |
| ANC使用時・イヤホン単体 | 最大4時間 | 最大5時間 |
| ANC使用時・ケース併用 | 最大20時間 | 最大22時間 |
| 音量スワイプ操作 | 非対応 | 対応 |
| ケースのスピーカー | なし | あり |
※価格はApple公式オンラインストアの掲載価格です。再生時間はメーカー公表の最大値で、使用状況によって変わります。
大きな違いは、充電方法・バッテリー・音量操作・ケースのスピーカーの4つです。
音楽を聴くときの基本的な機能は共通しているので、ワイヤレス充電などの便利な機能を使いたいかどうかが、選ぶときのポイントになりますよ。
AirPods 5の通常モデルとワイヤレス充電ケース付きの違いを5つ紹介
それぞれの違いを、もう少し詳しく見ていきましょう。
価格は4,000円違う
AirPods 5の公式価格は、通常モデルが23,800円、ワイヤレス充電ケース付きが27,800円です。
| モデル | 価格(税込) |
|---|---|
| AirPods 5 | 23,800円 |
| ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5 | 27,800円 |
価格差は4,000円です。
通常モデルでもノイズキャンセリングなどの便利な機能を使えるので、ワイヤレス充電や追加機能が必要なければ、通常モデルでも十分楽しめます。
できるだけ予算を抑えたい方には、うれしい選択肢ですね。
充電方法はUSB-Cのみとワイヤレス充電対応で異なる
2モデルの大きな違いのひとつが、充電方法です。
| 充電方法 | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付き |
|---|---|---|
| USB-Cケーブル | 〇 | 〇 |
| Qi規格の充電器 | × | 〇 |
| Apple Watch充電器 | × | 〇 |
通常モデルは、USB-Cケーブルをつないで充電します。
ワイヤレス充電ケース付きなら、USB-Cに加えてQi規格の充電器やApple Watchの充電器でも充電できます。
普段からワイヤレス充電器を使っている方なら、ケースを置くだけで充電できるのは便利ですよね。
毎回ケーブルをつなぐ手間を減らしたい方にも向いています。
バッテリー持続時間はワイヤレス充電ケース付きのほうが長い
バッテリーの持ちにも違いがあります。
| 使用条件 | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付き |
|---|---|---|
| ANCオン・イヤホン単体 | 最大4時間 | 最大5時間 |
| ANCオフ・イヤホン単体 | 最大6時間 | 最大7時間 |
| ANCオン・ケース併用 | 最大20時間 | 最大22時間 |
ワイヤレス充電ケース付きは、イヤホン単体で最大1時間、ケースを併用した場合は最大2時間長く使えます。
通勤や通学、外出先で音楽を楽しむ時間が長い方には、うれしい違いですね。
ただし、実際の再生時間は音量や設定、使用環境によって変わります。
音量のスワイプ操作はワイヤレス充電ケース付きのみ対応
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5は、イヤホンの軸部分を上下にスワイプして音量を調節できます。
通常モデルは、イヤホン本体のスワイプ操作には対応していません。
もちろん、iPhoneなどの接続機器やSiriを使って音量を調節することはできます。
でも、手元でサッと音量を変えたい方には、スワイプ操作ができるワイヤレス充電ケース付きが便利です。
「探す」アプリでケースから音を鳴らせるのはワイヤレス充電ケース付きのみ
ワイヤレス充電ケース付きには、スピーカーが内蔵されています。
iPhoneの「探す」アプリからケースの音を鳴らせるので、バッグの中や部屋のどこに置いたか分からなくなったときにも見つけやすくなります。
通常モデルのケースには、このスピーカーがありません。
イヤホンだけでなく、充電ケースもよく見失ってしまう方には、便利な機能ですね。
AirPods 5の2モデルに共通する機能は?
ここからは、2モデルに共通する便利な機能を紹介します。
H2チップとアクティブノイズキャンセリングを搭載
AirPods 5の2モデルには、どちらもH2ヘッドフォンチップが搭載されています。
また、アクティブノイズキャンセリング(ANC)にも対応しています。
通常モデルにもノイズキャンセリング機能があるので、ワイヤレス充電ケース付きだけの機能だと勘違いしないようにしてくださいね。
適応型オーディオ・外部音取り込み・会話感知に対応
どちらのモデルも、周囲の状況に合わせて使える便利な機能を備えています。
・アクティブノイズキャンセリング:周囲の雑音を抑える
・適応型オーディオ:周囲の環境に合わせてノイズコントロールを調整する
・外部音取り込み:周囲の音を聞き取りやすくする
・会話感知:話し始めると音量などを自動調整する
・声を分離:通話中に自分の声を聞き取りやすくする
家事をしながら音楽を聴いたり、外出先で周囲の音にも気を配ったりするときに便利です。
空間オーディオやライブ翻訳などの便利な機能
AirPods 5には、パーソナライズされた空間オーディオやダイナミックヘッドトラッキングも搭載されています。
対応するApple製デバイスと組み合わせれば、ライブ翻訳などの便利な機能も利用できます。
ただし、利用できる機能はデバイスやOS、言語・地域などによって異なります。
音質やイヤホン本体の装着感に違いはある?
2モデルは、イヤホン本体の形状や重量、基本的なオーディオ機能が共通しています。
そのため、ワイヤレス充電ケース付きだからといって、音質がよくなるわけではありません。
音楽を聴くときの基本性能は同じなので、音質を理由に上位モデルを選ぶ必要はありません。
どちらにするか迷ったときは、充電方法や操作性で考えると選びやすいですよ。
防塵・耐汗耐水性能はどちらもIP57
AirPods 5は、2モデルともIP57の防塵・耐汗耐水性能を備えています。
汗や水しぶきに配慮された設計ですが、水中での使用や水泳には対応していません。
耐水性能があるからといって、お風呂やプールで使えるわけではないので気をつけてくださいね。
AirPods 5の充電方法を比較!ワイヤレス充電ケースは何に対応?
充電のしやすさを重視したい方は、対応する充電器も確認しておきましょう。
通常モデルはUSB-Cケーブルで充電
通常のAirPods 5は、充電ケースのUSB-Cポートを使って充電します。
すでにUSB-Cケーブルを持っている方なら、普段使っているものを活用できます。
ワイヤレス充電ケース付きはQi規格の充電器に対応
ワイヤレス充電ケース付きは、USB-Cケーブルだけでなく、Qi規格のワイヤレス充電器にも対応しています。
充電器の上にケースを置くだけなので、ケーブルをつなぐ手間がありません。
デスクやベッドサイドなど、いつも決まった場所で充電したい方にも便利ですね。
Apple Watchの充電器でも充電できる
ワイヤレス充電ケース付きは、Apple Watchの充電器でも充電できます。
普段からApple Watchを使っている方なら、今ある充電環境を活用できるのもうれしいポイントです。
ワイヤレス充電器を別途用意する必要はある?
ワイヤレス充電ケース付きでも、ワイヤレス充電器は本体に付属していません。
Qi規格の充電器やApple Watchの充電器を持っていない場合は、別途用意する必要があります。
なお、MagSafe充電器については、Qi規格での充電に対応しているかなど、充電器の仕様を確認してから使いましょう。
AirPods 5のバッテリー持続時間はどれくらい?
毎日使うイヤホンだからこそ、バッテリーの持ちも気になりますよね。
アクティブノイズキャンセリング使用時の再生時間を比較
ANCをオンにした場合のイヤホン単体での再生時間は、次のとおりです。
| モデル | 最大再生時間 |
|---|---|
| AirPods 5 | 4時間 |
| ワイヤレス充電ケース付き | 5時間 |
ワイヤレス充電ケース付きのほうが、最大1時間長く再生できます。
ノイズキャンセリングをオフにした場合の再生時間
ANCをオフにすると、再生時間はさらに長くなります。
| モデル | 最大再生時間 |
|---|---|
| AirPods 5 | 6時間 |
| ワイヤレス充電ケース付き | 7時間 |
ノイズコントロールを使わない場合も、ワイヤレス充電ケース付きのほうが最大1時間長く使えます。
充電ケースを含めた合計再生時間を比較
ケースを併用した場合のANCオンでのバッテリー持続時間は、次のとおりです。
| モデル | 最大再生時間 |
|---|---|
| AirPods 5 | 20時間 |
| ワイヤレス充電ケース付き | 22時間 |
長時間の外出や旅行などで使うことが多い方は、少しでも長く使えるワイヤレス充電ケース付きが便利です。
5分間の充電で約1時間再生できる
どちらのモデルも、充電ケースで5分間充電すると約1時間のバッテリー駆動時間を確保できます。
お出かけ前に充電が少ないことに気づいたときも、短時間で充電できるのは助かりますね。
AirPods 5はどっちがおすすめ?
ここまでの違いを踏まえて、それぞれどんな方に向いているのかを見ていきましょう。
通常のAirPods 5がおすすめな人
通常モデルは、こんな方におすすめです。
- 購入費用をできるだけ抑えたい
- USB-Cケーブルでの充電で十分
- ワイヤレス充電器を使わない
- 音量はiPhoneなどから調節できればよい
- ケースのスピーカー機能は必要ない
通常モデルでも、ノイズキャンセリングや適応型オーディオなどの便利な機能を利用できます。
基本的な機能があれば十分という方や、予算を抑えたい方には通常モデルがおすすめです。
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5がおすすめな人
ワイヤレス充電ケース付きは、こんな方におすすめです。
- Qi規格の充電器でワイヤレス充電したい
- Apple Watchの充電器を活用したい
- イヤホン本体で音量を調節したい
- ケースを音で探せる機能が欲しい
- バッテリー持続時間を少しでも長くしたい
充電方法だけでなく、音量スワイプやケースのスピーカーも追加されています。
毎日の使いやすさや充電の手軽さを重視する方には、ワイヤレス充電ケース付きが向いています。
4,000円の価格差に見合う機能はある?
4,000円の差額で追加される主なメリットは、次の4つです。
- Qi規格やApple Watch充電器で充電できる
- イヤホン単体のバッテリーが最大1時間長い
- イヤホン本体で音量をスワイプ調節できる
- ケースのスピーカーで音を鳴らして探せる
これらの機能を使う機会が多いなら、4,000円を追加する価値はあります。
一方、USB-Cでの充電に不便を感じず、音量調節もスマートフォンで行うなら、通常モデルでも十分です。
普段の使い方を思い浮かべながら、必要な機能に合わせて選ぶのがおすすめですよ。
AirPods 4やAirPods Pro 3とAirPods 5はどう違う?
ほかのAirPodsシリーズも気になっている方は、こちらも参考にしてくださいね。
AirPods 4とAirPods 5の主な違い
AirPods 4には、通常モデルとアクティブノイズキャンセリング搭載モデルがあります。
特にANC搭載モデルとAirPods 5を比較すると、次のような違いがあります。
| 比較項目 | ANC搭載AirPods 4 | AirPods 5 |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング | 対応 | 対応 |
| チップ | H2 | H2 |
| 防塵・耐水性能 | IP54 | IP57 |
| ANC性能 | 搭載 | 搭載・性能向上 |
AirPods 5は音響アーキテクチャが改良され、AppleによるとANC搭載AirPods 4と比べて最大1.5倍のノイズキャンセリング性能を備えています。
旧モデルから買い替えを考えている方は、価格差と機能の変化を比べてみましょう。
ノイズキャンセリング搭載AirPods 4との違い
AirPods 4には、通常モデルとANC搭載モデルがあります。
通常のAirPods 4にはノイズキャンセリングがありませんが、ANC搭載モデルなら周囲の雑音を抑えられます。
AirPods 5は、どちらのケース仕様を選んでもANCを搭載しています。
そのため、ノイズキャンセリングを重視する方も選びやすいモデルですね。
AirPods Pro 3とAirPods 5は装着感や機能で選ぶ
AirPods Pro 3は、シリコーン製イヤーチップを使うカナル型のイヤホンです。
一方、AirPods 5は耳を密閉しないオープンイヤー型です。
| 比較項目 | AirPods 5 | AirPods Pro 3 |
|---|---|---|
| 装着方式 | オープンイヤー型 | カナル型 |
| イヤーチップ | なし | シリコーン製 |
| ANC | 搭載 | 搭載 |
| ANC使用時・単体 | 最大4~5時間 | 最大8時間 |
| 特徴 | 耳をふさぎにくい装着感 | 耳にフィットさせやすい |
耳をふさぐ感覚が苦手な方はAirPods 5、しっかり耳にフィットするタイプが好みの方や、より強いノイズキャンセリングを重視する方はAirPods Pro 3も候補になります。
AirPods 5を購入する前に確認したいこと
購入してから「必要なものがなかった!」とならないように、付属品や対応機器も確認しておきましょう。
USB-C充電ケーブルや電源アダプターは付属している?
AirPods 5には、USB-C充電ケーブルと電源アダプターは付属していません。
そのため、充電用のケーブルや電源アダプターを持っていない場合は、別途用意する必要があります。
ワイヤレス充電ケース付きでも、ワイヤレス充電器は付属していないので注意してくださいね。
AndroidやWindowsでも使える?
AirPods 5はBluetoothに対応しているため、AndroidスマートフォンやWindowsパソコンでも使用できます。
ただし、Apple製品と組み合わせたときに使える機能の一部は、他社製デバイスでは利用できない場合があります。
Androidでも音楽を聴いたり通話したりできますが、すべての機能を使えるわけではありません。
充電ケースだけを交換・購入できる?
充電ケースを紛失したり故障したりした場合は、Appleのサポートや正規サービスで交換について相談できます。
ただし、通常モデル用とワイヤレス充電ケース付き用では、対応するイヤホンが異なります。
ケースだけを購入するときは、モデル番号を確認してから注文しましょう。
通常モデルとワイヤレス充電ケース付きのケースに互換性はある?
2種類の充電ケースは、それぞれ対応するAirPods 5のイヤホン本体が決まっています。
見た目が似ていても、自由に組み合わせられるわけではありません。
ケースだけを買い替える場合も、対応するモデルを必ず確認してくださいね。
防塵・耐水性能があっても水中では使用できない
AirPods 5はIP57の防塵・耐汗耐水性能を備えていますが、水泳や水中での使用には対応していません。
また、耐水性能は時間の経過や使用状況によって低下する可能性があります。
濡れた状態で充電するのも避けましょう。
AirPods 5のお手入れ方法と長く使うための注意点
毎日使うイヤホンだからこそ、定期的なお手入れも大切です。
イヤホン本体や充電ケースの汚れを落とす方法
イヤホン本体は、糸くずの出ない柔らかい布などを使って汚れを拭き取ります。
充電ケースも、柔らかく乾いた布でお手入れしましょう。
水分や汗が付いたときのお手入れ
汗や水分が付いた場合は、そのまま充電ケースに入れず、Appleが案内する方法で拭き取り、十分に乾かしてから使用してください。
メッシュ部分は専用のお手入れ方法が案内されているため、強くこすったり、水洗いしたりしないようにしましょう。
耐水性能は永久ではないので注意
IP57の耐水性能があっても、時間の経過や使用状況によって性能が低下することがあります。
濡れた状態で充電しないことや、お風呂・プールで使用しないことを意識して、長く大切に使いたいですね。
まとめ|AirPods 5は充電方法・バッテリー・操作性で選ぼう
AirPods 5には、通常モデルとワイヤレス充電ケース付きモデルの2種類があります。
イヤホン本体の基本機能は共通していますが、充電方法やバッテリー、音量操作などに違いがあります。
最後に主な違いをまとめます。
| 比較項目 | AirPods 5 | ワイヤレス充電ケース付き |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 23,800円 | 27,800円 |
| ワイヤレス充電 | 非対応 | 対応 |
| ANC使用時の単体再生 | 最大4時間 | 最大5時間 |
| ケース併用時の再生 | 最大20時間 | 最大22時間 |
| 音量スワイプ | 非対応 | 対応 |
| ケーススピーカー | なし | あり |
価格を抑えたい方や、USB-C充電で十分な方には通常のAirPods 5がおすすめです。
一方、ワイヤレス充電や音量スワイプ、ケースを探す機能を使いたい方には、ワイヤレス充電ケース付きが向いています。
どちらにするか迷ったら、普段どんな場面でイヤホンを使うかを思い浮かべてみてくださいね。
自分の生活スタイルに合ったAirPods 5を選んで、毎日の音楽や動画をもっと快適に楽しみましょう。

